打ち継ぎミス

2012-05-21更新

また破損箇所からは、溶接部分がまつ一弓に切れた鉄筋が多数みつかりました。鉄筋の 溶接部分が切断されるということは、普通はかんがえられないことです。あきらかに手抜 きか、技術の未熟さが原因です。 同様のコンクリートの打ち継ぎミスやずさんな施工は、業界ではありふれたことなので す。大地震のさい、きわめて危険なことはいうまでもありません。 特に加年前後のビルやマンションに、手抜き工事が目立ちますが、当時の極端な人手不 足と施工時の監理が徹底していなかったことが原因です。また巧年のオイルショック当時 も、資材と人手が不足して、手抜き工事が横行したのは常識になっています。 安全性を無視したいいかげんな建設工事は、大なり小なり最近の新築マンションでもお こなわれています。武庫川の橋脚の例は、氷山の一角にすぎません。 マンションを購入しようと思いたったら、まず頭をさまして冷静になることです。そし て阪神大震災で全半壊したマンションなどをつぶさに思い出し、どのような手抜き・欠陥 工事がおこなわれているかを知ることが大切です。